家では解けるのに、テストになると点が取れない。
そういったお子さんは決して少なくはないと思います。
問題を解き終わったら丸つけをし、間違えた問題は解説を読んで理解をする。
しかしそこで、わかったつもり、理解したつもりになっていると、応用問題や、普段と違う傾向の問題がテストで出題されると、太刀打ちできなくなってしまうのです。
はい。うちの子がそうでした。
本当に理解しているのか、ただ理解したつもりになっているだけなのか、どちらか判断ができず、
「本当にわかったの?」
と質問したところで、
「わかったよ」
という返答がくるだけで、信憑性はとても低いんですよね。
この案件、どうにか解決したくて、色々と考えた結果、今私がよくやっている方法がなかなか効果的だったのでご紹介させていただきます。
息子は、算数の問題で解説を読んでも理解できない時は、私に質問をしてきます。
ですが、小5の途中くらいから既に私ごときが解けるレベルの問題ではなくなっているため、息子が理解できない解説は、私が読んでも理解できないことが多いです💧
予習シリーズの解説って、結構不親切じゃないですか?(省略されている部分が多く、あまり詳しい説明が載っていない)
そのため、そういう時は問題を読みながら順を追って解説の通りに息子と一緒に問題を解いていくのですが、途中で息子が、
「あ、そうかわかった。もう大丈夫」
と自己解決できてしまうことがあります。
ある時、息子は理解できても、私はなかなか理解ができなかった問題に対し、
「この解説、なんでここでいきなり180が出てくるの?」
と息子に質問をしたことがありました。
すると息子は、
「これはね、三角形が集まってるって考えるから~・・・」
と私がわかるように説明してくれたんです😲
人にわかるように説明できるということは、理解できているということ。
説明できなければ、理解が不十分だということ。
この出来事がきっかけで、
「この方法、使えるわ」 と気づきました。
それ以降、本当にわかっているのか、わかったつもりになっているだけなのか、怪しい時には
「ここ、なんでこうなるの?教えてくれる?」
と、わからないふりをして(本当にわからない時の方が多いけど)理解できているかの確認をしています。
この時、
「ここ、本当に理解できてるの!?じゃあ説明してみてよ」
と、問い詰めるような言い方をするのはお勧めしません。
わからないふりをして教えてもらう方が子供も喜んで得意げに説明してくれるのでお勧めです👍