息子が中学受験勉強をしていた頃、
解き直しノートを作ろう!
という情報がネット上に載っているのをよく目にしました。
(参考までに『解き直しノート』とは、テストや問題集などで間違えた問題をコピーしてノートに貼ったりしてまとめたノートのことで、自分だけのオリジナル問題集が作れるため、成績アップに有効だと言われているものです。)
【我が家の解き直し学習法】
我が家は解き直しノートを作りませんでした。
もちろん、解き直しノートを作らなかったからといって、間違えた問題をそのままにしていたわけではありません。
以下、息子がやっていた学習方法をまとめてみました。
①問題集を解く。(1回目)
問題集を解き、一回で正解できた問題番号に✓(チェックマーク)をつけます。間違えた問題には何も印はつけません。
間違えた問題がある場合、そのページに付箋をつけておきます。
間違えた問題の解答・解説を読んだ後、自分の力で解いてみます。
どうしても理解できない問題は、先生に質問したり(進学くらぶはメールで質問可能)親に聞いたりして理解します。
②後日2回目を解く。
1回目で正解できた問題は解きません。問題番号に✓のついていない問題だけ解きます。
再度間違えた問題があれば、問題番号に×をつけます。
ページ中のすべての問題を正解できた場合は貼っていた付箋を取り、×がついた問題がある場合は付箋はそのままつけておきます。
間違えた問題は1回目と同じように解答・解説を読んで理解し、再度解いてみます。
理解できない問題がある場合、1回目の時のように質問して理解します。
③後日3回目を解く。
×のついている問題だけ解きます。
間違えた問題があれば問題番号に×をつけます。(3回目も間違えた場合、×が2個ついている状態になります)
正解した問題は、×マークを丸で囲みます。(⊗←こんな感じです)
ページ中のすべての問題を正解できた場合は貼っていた付箋を取り、×が再度ついた問題がある場合は付箋はそのままつけておきます。
上記の流れを、付箋が外れるまで繰り返していきます。
何度も間違えた問題には×がたくさんつくため、苦手な問題だということが明白になります。
こんな感じで、普段の家庭学習や宿題に取り組んでいました。
テストの解き直しの場合は、間違えた問題だけでなく、正解した問題も含めて解答・解説はすべて読み、理解できなかったところは先生や親に質問、一度解き直しをしたらそれで終了。繰り返し解き直すことはしていませんでした。
【解き直しノートは必須?】
解き直しノート、作った方がいいんだろうな。
作ろうかな。
そう思っている間に中学受験は終了していました😓
解き直しノートって、作るだけで時間と労力をすごく必要としますよね。
・子供が自分でノートを作る場合⇒その時間を別の問題を解いたりする時間に使いたい
・親がノートを作る場合⇒その時間を子供が間違えた問題の類似問題を探す時間に使いたい
こんなふうに考えていたため、時間に余裕がある時に作ろうと後回しにしていたら結局作らずじまいになってしまいました。
我が家では、上記に記載した学習方法が取り組みやすく定着していたため、解き直しノートを作らなくても特に困ることはありませんでした。
無事に第1志望校に合格することができましたし、
「解き直しノート、作ればよかったな・・・」と後悔したこともありません。
ノートを一度作って挫折したり、ノートを作ることが目的となってしまい、ノートを作って満足し、作っただけで結局活用しなかった という子の話も聞いたりするので、絶対作った方がいいというものでもなさそうです🤔
ちなみに、息子の同級生で中学受験をし難関校に合格した子たちは、解き直しノートを作っていない子がほとんどでした。
作るとしたら恐らく親御さんが作業することになると思うので、共働きのご家庭には時間がないというのも理由の一つだったのかもしれません。
無理に時間を割いてまで作る必要はないということですね。
【まとめ】
解き直しノート作りは時間がかかる。
効率のいい学習ができていれば作らなくても問題ない。
あくまでも個人の感想です。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊