みなさんのお子さんは、歯医者さんで定期検診を受けていますか?
我が家の息子K太が通っている歯科医院は、現在のところで3か所目になるんですが、最初に受診していたクリニックで、「上唇小帯が長い」と指摘されていました。
上唇小帯とは、上唇をめくった時に見える、中央から歯茎に伸びている「すじ」のことで、これが息子の場合は長く、前歯の邪魔をして、歯並びに影響する可能性があるとのこと。
こういった症状を「上唇小帯付着異常」というらしいです。
確かに、すごくすきっ歯だなぁと思ってはいたんですが、原因があったんですね。
現在通っているクリニックでも定期検診の度に相談していましたが、「大人の歯が生えてくると、自然と隙間が埋まってくる場合もあるから、もう少し様子を見ていきましょう」と言われていました。
ですが、状態は変わらず・・・小2の2月、上唇小帯切除の手術(処置?)をついに受けました。
まずはBeforeとAfterの画像をご覧ください。
手術後2か月で、かなりすきっ歯が改善されました。
ここからは、痛々しい手術直後の状態と抜糸までの経過を載せていきます。
苦手な方もいらっしゃると思うので、自己責任にてご覧ください。
【手術直後】
手術直後の状態です。歯の間の滲んだ血が痛々しいです。
上の方に蜘蛛が付いている?いえいえ、縫った糸です。(当たり前)
相当痛みが強かったようで、この日の夜は、静かにシクシク、ポロポロと泣いていました。
【術後翌日】
だいぶ赤みが減っています。
学校で友達に見せたら「こわーい!」「痛そうー!」と言われたそうです。
なぜか、先生にも自慢げに見せたそうです。
【術後3日目】
赤みはすっかりなくなりました。
【術後7日目】
手術から一週間が経ち、抜糸をしました。
怖がっていましたが、思っていたより抜糸時の痛みは感じなかったようです。
そして最後に術後2か月と約1年後の比較です。
【1年経過後】
術後約1年経ち、歯並びが以前よりもきれいになっているように見えます。
すきっ歯がまだ気になりますが、先生曰く、「永久歯が生えそろってくると、歯が動いて前歯の隙間が埋まってくる可能性もあるから、まだ矯正はしなくてもいいかな」とのことでした。
上唇小帯の手術は、大きくなってからだと痛みが強く記憶に残ってしまいそうでかわいそうだな。やるなら小さいうちがいいな。と思っていたんですが、終わってみたら、今では手術はベストなタイミングだったのかな、と思っています。
痛い思いをさせるのはかわいそう・・・と思って手術をためらっている方もいらっしゃるかもしれませんが、将来の歯並びに影響する可能性があるのであれば、治療をした方がいいと私は思います。
歯並びがきれいだと、笑顔も映えますしね。
ちなみに料金は、手術なので高いのかなぁと思っていたんですが、普段の定期検診にかかる費用と同じでした。