おぐら家のおぼえ書き

2024年中学受験予定の息子の母です。主に息子の中学受験についての日記を書いています。

~ 進学くらぶで中学受験!第1志望校合格!~

初めての大腸カメラレポート③ ~敗北感~

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

前回、前々回からの続きです。

www.oguraazuki-family.com

 

いよいよ決戦の日(?)がやってまいりました。

昨晩寝る前に飲んだ下剤でお腹がゴロゴロするかなぁと少し心配していましたが、私の腸は全くもって無反応でした😐

検査当日は、検査予約時間の4時間半前から洗浄剤を飲み始めるように指示されていました。

水分摂取は、胃カメラも同時に受けることから、検査の1時間前まではOKで、それ以降はNGとのことでした。

 

さて、まずは洗浄剤を作るところから始めます。

洗浄剤〈モビプレップ〉を作る

クリニックからはアルミ袋の状態で洗浄剤を渡されるので、まずは開封します。

パッケージの説明に従って作っていきます。

水を入れて袋を押すと、AとBの間の赤い線の部分が開通する仕組みになっています。

ひたすらシェイクして、簡単に作ることができました。

 

腸内洗浄スタート

さぁ、服用開始です!

クリニックで洗浄剤と一緒にいただいた、下のチェックシートを参考に飲み進めていきます。(便の写真はぼかしてあります)

一番右の写真のように、便が透明の液体になり、カスがなくなったらOKのようです。

コップ1杯(180ml)の洗浄剤を、10~15分くらいかけて飲みます。(一気飲みするとお腹が痛くなってしまうことがあるそう)

私はなるべく量を正確に量りたかったため、シェイカーを使いました。

噂では、「スポーツドリンクのような味がする」と聞いていましたが、少ししょっぱい味がして、何かに例えるなら確かに一番スポーツドリンクが似ているかな、と思いました。

飲みにくさを感じた場合、冷やすと比較的飲みやすくなると看護師さんからアドバイスをいただいていましたが、私は結構飲みやすいと思ったため、常温のまま飲みました。

モビプレップを2杯飲んだら、水かお茶を必ずコップ1杯以上飲まなければならないため、こちらも別のシェイカーで飲みました。

洗浄剤は体内に吸収されないため、別途水分補給をしないと脱水症状を引き起こしやすくなってしまう可能性があるそう。

そのため、水分補給は必須です。

≪洗浄剤をコップ2杯飲んだら水をコップ1杯飲む≫というサイクルを繰り返し、飲み始めて約1時間後、6杯目を飲み終えたタイミングで、やっと一回目の排便がありました。

洗浄剤をすべて飲みきらなくても、便がほぼ透明になればOKとのことでしたが、私の場合結局すべて飲み切ってしまい、5回程の排便でやっと腸内洗浄が完了しました。

つらいかなぁと少し心配していましたが、一度もお腹が痛くなることはなかったので、排便に関しては苦痛は感じませんでした。

それよりも、

洗浄剤・洗浄剤・水⇒洗浄剤・洗浄剤・水⇒洗浄剤・洗浄剤・・・

と、ひたすら液体摂取を繰り返すため、

「もう飲み飽きた・・・」と途中で飲むのが少し嫌になりました😓

途中で味変とかできるといいんですけどね💧

 

【クリニックで検査開始】

鎮静剤を使用する場合車の運転はできないため、夫に送迎を頼みました。

クリニックに着き、まずは着替えます。

上はそのままで、下はショーツも脱ぎ(靴下は履いていてOK)、検査着に着替えます。

お尻の部分に切れ目が入っている、使い捨てのハーフパンツのような検査着をはいたら、上から下の画像のようなガウンを羽織ります。

検査の準備はバッチリです👍

次に、胃カメラの準備のため、胃の中の泡を消すお薬を飲み、喉の麻酔をしました。

本当は鼻からの胃カメラを受けたいのですが、私の場合、鼻腔が狭すぎてカメラが通らないためできないのです😭(過去3回チャレンジするも結局口からやるはめに・・・)

そういう方、100人に3人くらいの割合でいるようです。

 

検査室に移動し、検査台に上がります。

鎮静剤は点滴で投与するため、その準備をしながら(腕に針を刺されながら)検査の流れの説明を受けました。

『まずは胃カメラ検査から受けていただきます。最初に、マウスピースをくわえてください。それから左向きに横になっていただき、胃カメラ検査を始めます。胃カメラが終わったら、そのまま大腸カメラ検査をします。』

というような説明だったと思います。

『それでは、鎮静剤のお薬を入れていきますね。こちらのマウスピースをくわえてください。はい、左を向いてください。』

『・・・・』

『・・・・』

『(なんか、お腹がぐにゃぐにゃするな…)』

『え?もう大腸カメラ始まってる?胃カメラからじゃないの?もしかしてもう終わった?』

左を向いたらすぐに意識が飛んでいたようです😱

鎮静剤を使用すると、「ぼーっとした状態で検査を受ける」とか、「だんだん眠くなっていく」という感じになるんだと思っていたんですが、自分でもまったく気づかないうちに意識が飛んでいて、そんな経験初めてだったので驚きでした。

そして、なんだか何かに負けた気がして勝手に敗北感を感じていました😑

目が覚めてからは、画面に映った自分の腸内を少しぼーっとした状態で眺めながら検査を受けました。

検査終了後、ベッドごとガラガラと別室に運ばれ、そこで少し休むように言われました。

はい、と返事をして次に目を開けた時には既に結構な時間が経っていて、ちょうど看護師さんが様子を見にきてくれたところでした。(また無意識のうちに意識消失)

ゆっくり立ち上がり、歩くとまだ少しフラフラする感じはありましたが、ともかく検査は無事に終了しました。

最後に先生から検査結果についてのお話を聞きます。

私の場合、大腸はポリープもなく、肛門に痔もなくきれいな状態だそう🙂

ですが、胃カメラで「慢性胃炎」と診断されました。

もともと食道と胃に炎症を起こしやすい体質なんですが、前日の検査食が胃に追い打ちをかけてしまったようで、先生からは、「次回大腸カメラ検査をする際には違う検査食にしましょうね」と言われました。

この日に支払った金額は約1万円で、胃薬代が追加で3千円程かかりました。

クリニックに着いてから会計までにかかった時間は、トータル約90分程でした。

先生からは、『胃炎や逆流性食道炎になりやすいので、胃カメラは1年に1回受けた方がいい。大腸カメラは5年に1回くらいでいいかな』というアドバイスをいただきました。

今回、初めて大腸カメラ検査を受けてみて、現在の私の大腸には何も問題がないことがわかり安心しました。

ハードルが高い検査だと思っていましたが、思い切って受けてみてよかったです。

 

以上、私の初めての大腸カメラ体験記でした。

長文・駄文失礼いたしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています