塾の後期の保護者面談に行ってきました。
既に、適性検査対策コース担当の先生との面談は終了しており、今回は国私立中対策コース担当の先生との面談でした。
前回の面談の時にも思ったのですが、さすが、難関クラス担当の先生だけあって、子供のことをよく見てくれているのがわかります。
今回の面談では、私が知らなかった息子の以外な一面を先生から聞くことになりました。
授業中、問題を解いている最中に、息子がすぐに解答を見ようとしていた(もしくは、解答を見て答えを写そうとしていた)のがわかったので、「すぐに解答を見ずに、まずは自分の力で一度解いてみなさい」と注意したことがあったそう。
私は、<解答を丸写ししても自分のためにならない>ということは普段から息子に教えてきたので、「答えを写す」という行為を息子がするとは思っていませんでした。
そのため、帰宅後、息子に事実確認をしてみました。
(もちろん、息子が責められていると感じないよう、気を付けて質問をしました)
最初の息子からの回答は、
「解答の上に手を置いていた」
というものでした。
「それは、問題を解き終わった後、すぐに解答を見られるようにするため?」
と、再度質問をすると、なんだか煮え切らない返事をもごもごとしており、
「(あ~、後ろめたいことがあってごまかそうとしてるな)」
というのがすぐにわかりました。
そのうち、表情がこわばってきて、ついには「うぅ~。。」と泣き出してしまいました。
その瞬間私は、先生が言っていたことは本当で、自分の力で問題を解かずに、解答を写していたんだなと悟りました。
息子の話をよく聞くと、
- 授業中、問題を解いている際、丸にしたくて、答えを見ながら書いてしまったことが何度かあった
- 先生に当てられた時、わからなかったり、間違った答えを言ってしまったら恥ずかしいと思い、解答を見て答えてしまったこともあった
- 周りの子に、できないと思われるのが嫌だった
- 周りの子は、難しい初見の問題もすらすら解けているのに、自分はできないことがすごく恥ずかしかった
こういったことを話してくれました。
私は、息子がそれまで抱えてきた苦悩を知らずに、一人で背負わせてしまっていたんだなと思い、すごく申し訳ない気持ちになりました。
何かあったら一人で抱え込まずになんでも相談するようにと伝えてはいたんですが、今回は、「母さんをがっかりさせるのが怖くて話せなかった」とのことでした。
5年生から難関クラスに在籍し、できる子ばかりに囲まれ、すごくプレッシャーや劣等感を感じていたんだと思います。
自分が間違った行動を取っているということは理解していたため、余計につらかったと思います。
すぐに気づいてあげられなくてごめんね。
でも、5年生のうちに気づけてよかったのかも。
気づくきっかけをくださった先生に感謝です🤝